#07. 井清 桜さん&蘭さん(米系航空会社 客室乗務員)

アメリカの航空会社で働くふたごの姉妹、井清 桜さんと蘭さんに、英語ゼロから始まったアメリカ現地校での思い出、英語に対する苦手意識、社会人になって訪れた英語の転機についてうかがいました。

井清 桜 Sakura Isei

香川県出身。父の転勤に伴い11歳で渡米し、ニューヨーク州の現地校にて7年間を過ごす。帰国後、すべての授業を英語で行う上智大学 国際教養学部に入学・卒業。都内の大手金融機関に入社し総合職として働く。日本の労働形態に疑問を感じると同時に、自己の英語力低下を痛感し、アメリカにて転職を決意。現在はユナイテッド航空の客室乗務員として働く。 Instagram

井清 蘭 Ran Isei

1992年生まれ、香川県東かがわ市出身。2003年に親の転勤を機に渡米、小学6年よりNY州の現地校に通う。2010年秋、上智大学国際教養学部への入学と同時に東京へ移住。在学中にはサークル創設、イベント発案・運営を経験。大学4年時にテキサス州で行われたアメリカン航空の採用イベントに参加。大学卒業後、2ヶ月弱の航空保安訓練を経て、2015年春より客室乗務員として正式採用。2016年からロサンゼルスに生活拠点を置く。

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#06. 下向 依梨さん(教育クリエイター)

教育クリエイターの下向 依梨さんに、日本の小中学校や英会話教室、中学の頃のカナダ滞在、スイスでの高校生活、アメリカ訪問などによって変化してきた英語学習に対するモチベーション、日本にいながら英語を学び続ける方法についてうかがいました。

下向 依梨 Eri Shimomukai

大阪府出身。教育クリエイターとして主に小学生向けの英語・算数・教科横断教材・カリキュラムの設計、教室運営のコンサルティングを行う。

中学卒業後、単身スイスにわたり全寮制の高校に進学し卒業後、帰国し、慶應義塾大学総合政策学部に入学。

社会起業家の経験値や暗黙知をパターン・ランゲージの手法を用いて言語化した『チェンジメイキング・パターン』を 日本語と英語で製作し、英語版を出版。2014年に渡米し、ペンシルベニア大学教育大学院にて、学習科学・発達心理学の修士号を取得。再度帰国し、東京の全日制のオルタナティブ・スクール(小学校)にて教鞭をとる。

後に現職のLive Innovation取締役・教育クリエイト事業部マネージャーをつとめる。

Elämä(エラマ)

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#05. 礒谷 有亮さん(ニューヨーク市立大学美術史学科 博士号取得候補者)

アメリカでフランス写真史を研究する礒谷 有亮さんに、子どもの頃から持ち続けている言語に対する興味、英語やフランス語を含む多言語の習得に使ってきた“定番”の学習法、文法を学ぶメリットなどについてうかがいました。

礒谷 有亮 Yusuke Isotani

ニューヨーク市立大学美術史学科、博士号取得候補者(Ph.D. Candidate)。専門は写真史。現在は両大戦間期のフランスにおける写真の変遷について博士論文を執筆中。

大阪出身。大阪大学文学研究科博士前期課程時にフランス、ストラスブールへ一年間交換留学。後期課程時に渡米して現在に至る。アメリカ滞在中は学業のかたわらニューヨーク市立大学各校で講師として教鞭もとる。

専門がフランスに関することなので米・欧・日を行ったり来たりしています。物心ついたころから言葉全般に興味があり、方言と標準語や各言語間、話し言葉と書き言葉の違いを考えたり、古今東西の言葉遊びやオノマトペ、語源を調べるのは今や立派な趣味に。

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#04. 松川 倫子さん(NPO法人Acumenマネージャー)

ニューヨークを拠点に世界各地で活躍するAcumenマネージャーの松川 倫子さんに、帰国子女として経験した日本の教育、アメリカ留学、社会人になってから感じた英語の壁についてうかがいました。

松川 倫子 Tomoko Matsukawa

NPO法人Acumenマネージャー。社会的課題を解決するために必要な物事の見方、スキル、リーダーシップに関する学びのコンテンツのデザインに関わる。具体的には+Acumenが提供している大規模オンラインコースの立ち上げと、現在パキスタン、インド、東アフリカで提供中の対面型Acumen Fellows Programに主要メンバーとして携わる。ゴールドマンサックス証券会社、株式会社グロービス勤務後、2012年に大学院留学のため渡米。2013年に教育学修士号を取得し現在に至る。ニューヨーク在住。2016年よりNPO法人PIECES(日本)の理事。

ブログ『Learning?』
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#03. 嶋田 健一さん(ハーバード大学医学部 博士研究員)

ハーバード大学医学部で薬学の研究をする嶋田 健一さんに、日本の受験英語や“理系”研究者の英語、異文化間コミュニケーションにおける心構えなどについてうかがいました。

嶋田 健一 Kenichi Shimada

ハーバード大学医学部で薬学を研究する博士研究員。薬は病気の治癒を助けるありがたいものですが、ときに肝臓などの臓器を傷つけることがあります。この損傷に気づかず薬の服用を続けると、やがて臓器は完全に機能を失ってしまいます。こうなると現在の医学では治せません。私は、生物学・化学・情報科学を活用して、このような薬によって引き起こされる病気を研究しています。

東京出身。小学生のころ父親の仕事の都合で4年間オランダに滞在(日本人学校なので英語は話せず)。その後は修士号取得まで日本で過ごすが、一念発起して2006年よりNYのコロンビア大学の博士課程に入学。抗がん剤の研究で博士号を取得後、2015年より現職。

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