#19. 山本 真一郎さん(米系複合企業HRビジネスパートナー)

複合企業のHRビジネスパートナーとしてアジア、オセアニア、欧米の人々と仕事をする山本 真一郎さんに、英単語の覚え方、受験英語のコツ、アメリカ留学中のほろ苦い思い出、さらなる高みを目指す意欲などについてうかがいました。

山本 真一郎 Shinichiroh Yamamoto

福岡県出身。早稲田大学第一文学部を卒業後、ニューヨーク州立大学大学院オルバニー校にて修士課程修了。専攻は文学理論。大学院入学まで英語圏への旅行経験もなく、初渡米では不安に駆られ現地に着くまで機内でリスニング教材を聞き続ける。入学当初、大学院の授業は半分以下しか聞き取れず、また大学構内のサブウェイでレタスの発音が伝わらずにサンドウィッチの注文すらできない己の不甲斐なさに枕を濡らす。その後、屈強なアメリカ人に囲まれながら血の滲むような文学修行を通じて、英語力もメキメキと向上。

大学院卒業後は日本に帰国し、米系消費財メーカーにHR(人事)として入社。その後、一貫してHR畑を歩み、現在は米系複合企業にてヘルスケア事業のHRビジネスパートナーとしてアジア太平洋地区を担当。

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#12. 安田 奈々さん(翻訳家、米国公認会計士)

米国公認会計士で、日本を拠点に翻訳・通訳を提供する安田 奈々さんに、帰国子女から見た日本の英語教育、上達を実感した経験、AIや機械翻訳、“刺さる”英語、日本で英語力を保つ方法などについてうかがいました。

安田 奈々 Nana Yasuda

iProfess翻訳事務所代表。米国公認会計士。8歳までイギリス在住の帰国子女。

最初に就職した日本のベンチャーキャピタルで、高い専門性や語学力を持つことの重要性に気づく。その後15年にわたり日米の監査法人で会計監査、海外M&A、国際会計基準IFRSの導入支援に従事し、英語×会計のニッチなスキルを磨く。未来の働き方の一つとしてフリーランスに着目。2014年に独立してiProfess翻訳事務所を立ち上げ、会計監査に特化した翻訳・通訳を一部上場企業や監査法人に提供。モットーは「刺さる書き言葉・話し言葉」。

一男一女の母。趣味は、英語プレゼンTEDの視聴と、学校ボランティアで絵本の読み聞かせをすること。夢は、人生の英知を子どもたちに伝える学校を作ること。

iProfess翻訳事務所

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#08. 郡司 まり香さん(ハードウェアエンジニア)

シリコンバレーでハードウェア開発に携わる郡司 まり香さんに、子どもの頃からコツコツ続けてきた英語の学習法、自信に満ちたプレゼンテーションや交渉に対する心構えなどについてうかがいました。

郡司 まり香 Marika Gunji-Yoneoka

シリコンバレーで働くハードウェアエンジニア。2006年に渡米、大学院で材料工学科のエンジニアリングPhDを取得後、半導体メモリのプロセスエンジニアとして働く。渡米前は、幼少期にボストンに2年間居た以外は、日本で生まれ、日本で育つ。今年初めての転職を経験。転職先ではディスプレイのプロセスエンジニアとして働く予定。大学院のアドバイザー曰く”Connection is everything!”. 今回の転職でも恩師の言葉を痛感。英語(特に仕事)は分かりやすい単語ではっきりと大声でがモットー。

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#05. 礒谷 有亮さん(ニューヨーク市立大学美術史学科 博士号取得候補者)

アメリカでフランス写真史を研究する礒谷 有亮さんに、子どもの頃から持ち続けている言語に対する興味、英語やフランス語を含む多言語の習得に使ってきた“定番”の学習法、文法を学ぶメリットなどについてうかがいました。

礒谷 有亮 Yusuke Isotani

ニューヨーク市立大学美術史学科、博士号取得候補者(Ph.D. Candidate)。専門は写真史。現在は両大戦間期のフランスにおける写真の変遷について博士論文を執筆中。

大阪出身。大阪大学文学研究科博士前期課程時にフランス、ストラスブールへ一年間交換留学。後期課程時に渡米して現在に至る。アメリカ滞在中は学業のかたわらニューヨーク市立大学各校で講師として教鞭もとる。

専門がフランスに関することなので米・欧・日を行ったり来たりしています。物心ついたころから言葉全般に興味があり、方言と標準語や各言語間、話し言葉と書き言葉の違いを考えたり、古今東西の言葉遊びやオノマトペ、語源を調べるのは今や立派な趣味に。

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