#03. 嶋田 健一さん(ハーバード大学医学部 博士研究員)

ハーバード大学医学部で薬学の研究をする嶋田 健一さんに、日本の受験英語や“理系”研究者の英語、異文化間コミュニケーションにおける心構えなどについてうかがいました。

嶋田 健一 Kenichi Shimada

ハーバード大学医学部で薬学を研究する博士研究員。薬は病気の治癒を助けるありがたいものですが、ときに肝臓などの臓器を傷つけることがあります。この損傷に気づかず薬の服用を続けると、やがて臓器は完全に機能を失ってしまいます。こうなると現在の医学では治せません。私は、生物学・化学・情報科学を活用して、このような薬によって引き起こされる病気を研究しています。

東京出身。小学生のころ父親の仕事の都合で4年間オランダに滞在(日本人学校なので英語は話せず)。その後は修士号取得まで日本で過ごすが、一念発起して2006年よりNYのコロンビア大学の博士課程に入学。抗がん剤の研究で博士号を取得後、2015年より現職。

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#02. 平松 里英さん(通訳者)

ロンドン在住通訳者である平松 里英さんに、「自分には関係ない」と思っていた英語、留学、通訳の道へと進むことになった経緯や、プロの通訳者にとっての英語学習についてうかがいました。

平松 里英 Rié Hiramatsu

ロンドン在住日英会議通訳者、大学講師。留学後、日本の外資系企業やイギリスの日系企業などでのインハウス勤務を経てフリーランス通訳者に。得意分野は、マーケティング、通信、メディア(テレビ・ラジオ・インターネット)、ウェブサイト翻訳(トランスクリエーション)。アナウンサートレーニングの経験を生かしボイスオーバーの仕事も好き。通訳訓練や英語力ブラッシュアップの他に、外国語学習の初心を忘れないようフランス語を勉強中。フランス語の次は、スペイン語をブラッシュアップしたいと思っている。北アイルランドのアルスター大学で国際メディア研究修士課程(MA)、ロンドンメトロポリタン大学大学院通訳課程(PGDip)、IIEL日本語教授法コース(TJFL-PGCert)を修了。現在、『通訳翻訳WEB』にてコラム『通訳者通信fromロンドン』を連載中。

ウェブサイト
ブログ『I INTERPRET LONDON』

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#01. 村井 裕実子さん(マサチューセッツ工科大学メディアラボ 博士研究員)

マサチューセッツ工科大学メディアラボにお勤めの村井 裕実子さんをお迎えし、日本での幼少期から留学準備までの英語学習の思い出、ニューヨークでの大学院生活、ボストンであらためて感じた英語の難しさなどについてうかがいました。

村井 裕実子 Yumiko Murai

マサチューセッツ工科大学メディアラボ 博士研究員。オンライン学習コミュニティにおける人的つながりの発達と学習者のやる気および自信について関心をもち、研究活動を行っている。現在は、クリエイティビティ教育やSTEM分野における教員トレーニングへのオンライン学習コミュニティの活用や、Massive Open Online Courses (MOOCs)と呼ばれる大規模オンライン講座における非英語圏学習者の参加サポートなどのテーマに取り組んでいる。日本で環境情報学学士・メディアデザイン学修士を修めた後、2010年に大学院留学のため渡米。2015年に教育学博士を取得し現在にいたる。

プロフィール MIT Media Lab

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