私の悩みは「通常の英会話スクール」では解消できない
前職の実務の中で英語を鍛えて、基本的なビジネス英会話まではできるようになりました。今の仕事は国内企業での日本語トレーナーです。同僚との会議での議論や英語でのプレゼンなどを聞く際に、分からないところがあったり行き違いを起こしたりしてしまって「英語力が足りない、頑張って勉強しなきゃ」と常々感じていました。
ただ、私も言語業界にいるので分かるのですが、語学は結局自分で勉強しなければ身につきません。それを理解し、勉強法もある程度知っているのに上に行けない壁がある。
この悩みを解消するためには、客観的に自分の英語力を分析して解決策を教えてもらいたいと考え、最初から「英語の練習を目的とした普通のスクール」ではなく「英語の学びについてコーチングができる人」を探しました。
体験セッション中に、えみさんの英語力と対応力の凄さを実感
英語+コーチングを掲げているところはたくさんあります。でもコーチングはやはり特別なスキル。英語コーチングの専門家としてそれ一本で仕事をしている人を探し、見つけたのがKECです。
正直、体験セッション前は疑心暗鬼でした。サイトを読んでも「これを受けたらこうなります」という明確な効果の記述がなく、何をしてくれるのかまだ掴めていなかったからです。過去に講師選びで失敗したことがあったのでコーチの英語力や対応力についても少し不安でした。
それを払拭してくれたのが体験セッションです。えみさんの英語はとてもきれいな発音で、質問の切り口などから専門家ということがすぐ分かりました。「教え込む」というより「私に必要なものは何か」という姿勢でヒアリングしてくださって、気さくな対応にフィット感があります。もうその時間中に「ああ、日常から離れず生活に降りてきてくれる人なんだ」と実感でき、体験が終わる頃にはKECでの受講を決めていました。費用もコーチングとして適正だと感じました。
「英語」を伸ばすためだけれど、「英語以外」で助けられた
初めは語彙やリスニング力が不足していると考えて「勉強しなければいけない、でも一人では頑張れない」という点が壁だと思っていました。KECでも英語を練習するのだろうと想像していたのですが、実際は全然違いました。
コーチングを受けてまず変わったのは、英語を使うときの心理です。「どんな自分になりたいか」という目標を設定する際、私は「英語に限らず、堂々としている自分でいたい」という答えが見つかりました。これはえみさんが示したというより、対話しながら自分で自然にたどり着いた答えです。
英語文化でのアプローチで応用するなら、迷いながら意見を言うより「現段階はこうです」ときっぱり言い切ったほうが相手に安心してもらえます。姿勢も、前かがみより背もたれに寄りかかるくらいのほうが相手もリラックスできることがあります。
えみさんと対話しながら気づいたことを職場で少しずつ実践し、その成果や反省を次の対話で相談します。これを繰り返し、たった3週間ほどで英語力ではない部分で最初の自信を持つことができました。
次に変わったのは日々の生活での物事の捉え方です。足りない部分に注目する減点主義から、すでにある力を評価する加点主義へ、徐々に考え方を転換させました。
もちろん英語でも応用します。以前は「滑らかに話す」のが大切だと考えて早口で話していましたが、知っている単語で「相手に伝わっているか」を確認しながら話すように変えました。これだけでも相手とのコミュニケーションが密になった実感があり、理解できる会話の範囲が大きく広がりました。
毎日の質が上がり、英語も生活も前向きに取り組めるように
受講中の気づきをまとめて、最後に「私が継続できる英語勉強法」を手に入れた感じです。今ある力を認めて自信を持つことができ、何となく毎日感じていた「もっと英語を勉強しなきゃ」というストレスからも解放されました。
2週間を追加したのは、加点主義を生活に浸透させるにはもう少しえみさんのコーチングが必要だと考えたからです。「完璧」ではなく現在持つ力を尊重する考え方は、仕事のほか家庭のやり取りでも使えます。トレーニングを重ね、以前と比べて「その考えもOK、でもさらに良いものは何だろう」と前向きに捉えられるマインドになりました。
えみさんは絡まった紐の塊から「ここですね」とピッとつまんで、スルスルほどいてしまうスキルの持ち主です。英語の悩みも今振り返ると「こうすればよかったのか」と分かりますが、きっかけはえみさんのコーチングでした。中級のままで上級に行けないと悩む方や、TOEICのスコアが高いのに上達が感じられない方にはぜひ一度体験してほしいと思います。